【au「povo」!】新プランを詳しく解説!【注意事項をしっかり見よう!】
ついに2021年3月23日~、auの新料金プラン「povo」の受付が開始しました!
ただ、オンラインのみの申し込みということで、店舗で話しながら不明点を確認できないこともあり、申し込みに不安なところがありますよね。
分からないから不安になる!
ということで今回はauの新料金プラン「povo」について解説していきます!
注意すべき点もあるので是非読んでいってください!
「povo」の利用料金は?
データ容量20GB
月額2,728円(税込)
CMや広告だと2,480円の記載が多いですが、税抜き価格なので勘違いしないように!
【プラン詳細(金額は税込)】
月額料金 | 2,728円 |
---|---|
対象年齢 | 20歳 |
データ容量 | 20GB |
超過後速度 | 1mbps |
通話料金 | 30秒22円 |
通話プラン① | 5分間かけ放題550円 |
通話プラン② | かけ放題1,650円 |
SMS | 送信:1通3.3円 受信:無料 |
ネットワーク | 4GLTE(5Gは2021夏頃〜) |
キャリアメール | × |
キャリア決済 | ◯ |
eSIM | ◯ |
eKYC | 新規・MNP対応可 |
留守番電話 | × |
申し込み | オンライン限定 |
「povo」に移行する際に注意すべき点
- キャリアメールが使えなくなる!
- 通話プランを付けないと通話が有料!
- 使える端末が限定されている!
- auの契約期間は引き継がれない!
- 基本的にセット割引は対象外!例外も?
キャリアメールが使えなくなる
元々auをご利用中の方は「povo」に移行すると@ezweb.ne.jpのキャリアメールが使えなくなります。
そのため、自分でキャリアメール以外にメールアドレスを取得する必要があります。
→上記2つは利用されている方も多い&作るのが簡単なのでおススメです。
また、元々@ezweb.ne.jpで登録しているサイトやサービスも多くあるかと思うので、そちらの登録内容の変更も必須です。
※登録先の整理にもなるので良いですけどね。
「auの料金プランなんだからキャリアメール使わせてくれたっていいじゃないか」と思いますが、ドコモやソフトバンクも同じ条件なので我慢しましょう。。
通話プランを付けないと通話が有料
ドコモの「ahamo」は5分間かけ放題が料金に含まれています。
auの「povo」は通話プランを別にすることで、他社より安いプラン料金を提示しています。
普通の電話を良くされる方は「5分間かけ放題プラン550円」か「かけ放題プラン1,650円」を付けましょう。
LINE電話を使えば基本的に無料なので気にすることはないかと思います。
※相手がLINEを使っていない場合は普通の電話しかありませんが。。
使える端末が限定されている!
「povo」は利用できる端末が限定されています。
↓対応端末は下記から確認できます。(全189機種)
https://povo.au.com/product/?auIC
ご自身が現在使っている端末が対応していない可能性もあるのでしっかりチェックしましょう。
基本的にセット割引は対象外!例外も?
auスマートバリューや家族割・等のセット割引は対象外です。
ただ、2021年の夏までに申し込みをした方は、例外的に家族割の対象になります。
家族割の恩恵を受けれるなら夏までに申し込みたいですね。。
元々セット割引で多く月額料金を安くしていた方は、「povo」に移行することでの金額差を計算しましょう。
【例えば4人家族の場合】
※それぞれ「使い放題MAX」プランで月20GB使用の条件で
●使い放題MAX基本料金:7,238円/月×4人=28,952円/月
●スマートバリュー:-1,100円/月×4人=-4,400円/月
●家族割:-1,100円/月×4人=-4,400円/月
⇒合計料金:20,152円/月
【このうち2人が「povo」に移行した場合】
●povo基本料金:2,728円/月×2人=5,456円/月
●使い放題MAX基本料金:7,238円/月×2人=14,476円/月
●スマートバリュー:-1,100円/月×2人=-2,200円/月
●家族割:-550円/月×2人=-1,100円/月
⇒合計料金:16,632円/月
上の条件だと、月に3,520円安くなる計算です!
「povo」への移行で少し安くなるだけだと、「キャリアメールが使えない」「店舗で対応してくれない」等の懸念点と、金額差との比較が必要です。
月に3,520円も安くなるなら懸念点も全然気にならないですけどね。
「povo」への移行がおススメな人&おススメしない人
- オンラインだけの対応でも気にしない
- LINE電話があれば通話は十分(または、他に通話用電話機がある)
- セット割引対象外になっても金額的メリットがある
- その日その時でプラン変更したい
- 月のデータ使用量が3GB以上または20GB以下
- auじゃないと契約したくない
- 何かあれば店舗で対応してほしい
- セット割引対象外になると金額が高くなる
- 契約期間をリセットされるのが嫌だ
- 5分以上の電話をよくする
- 月のデータ使用量が3GB以下または20GB以上
- au以外でも安いところを検討している
通話料金が含まれていないので、無料で電話できるアプリを使わないで電話をすると高くつきます。
5分間無料のプランを付けると3,278円となり、ドコモの「ahamo」やソフトバンクの「LINEMO」より高くなってしまうので注意しましょう。
また、月のデータ使用量が3GB以下の方は、「楽天モバイル 」や「UQモバイル」・「Yモバイル」の方が安いです。
20GB以上使用される方、「楽天モバイル 」が3,278円(税込)で20GB以上使い放題なのでそちらがおススメです。
※楽天linkアプリから電話をかければ通話も無料です。
あと「povo」には、220円(税込)で24時間データ使い放題になる「トッピング」があります。
Wi-Fi環境下でないところで、どうしても長い動画を見たかったり、重要量のダウンロードが必要だったり、いざという時につかえるので、そういう場面が想定される方にはおススメです。
「povo」に移行するメリット
- 従来のプランと比べると圧倒的に安い
- キャリア決済に対応している
- eSIMに対応している
- 24時間データ使い放題のトッピングがある
従来のプランと比べると圧倒的に安い
例えばピタットプランの~1GBで月額3,465円です。
月~1GBのデータ使用量でさえ3,465円かかっているので、「povo」が圧倒的に安いのが分かりますね。
※実際、月~1GBのデータ使用量の方は「楽天モバイル 」にしましょう。月額0円なので。
キャリア決済に対応している
「povo」でもauキャリア決済に対応しています。
この点は既存auユーザーにとってありがたいですね。
※逆にauのプラン感があるのはこれくらいですが、、
eSIMに対応している
ドコモの「ahamo」やソフトバンクの「LINEMO」も同じですが、「povo」もeSIMに対応しています。
eSIMとは、物理的なSIMカードを挿入する必要がなく、端末に内蔵されているSIMにデータとして読み込ませることで、データ通信を行えるようにすることです。
これにより、eSIM搭載端末にさらに物理的なSIMカードを合わせて使うことができます。
これを「デュアルSIM」といいます。
例えば、「povo」は通話が有料なので、月額550円の”5分間かけ放題プラン”or月額1650円の”かけ放題プラン”をトッピングする必要があります。
そこで、「楽天モバイル 」とデュアルSIM化することで、電話の機能を「楽天モバイル 」で行うことができます。
「楽天モバイル 」は月1GB以下のデータ使用量であれば月額0円で利用でき、かつ「楽天link」という電話アプリから電話すれば通話代も無料です。
つまり「povo」の月額2,728円だけで、通話も無料でできることになります。
これがeSIM対応のメリットです。
24時間データ使い放題のトッピングがある
220円で24時間データ使い放題になる「トッピング」を利用できます。
これを利用して「テザリング」することで、パソコンでインターネットを使いながら1日テレワークもできますね。
簡単に言うと「ポケットWi-Fiみたいな役割」を担ってくれます。
あらかじめ通信量が増える日が分かっていれば、この「トッピング」を積極的に利用していきたいですね。
まとめ
- データ容量20GBで月額2,728円(税込)
- キャリアメールは使用不可
- 通話プランを付けないと通話は有料
- 220円で24時間データ使い放題のトッピングがある
- キャリア決済は引き続き使える
auの新料金プラン「povo」を紹介させていただきました。
今までの料金プランから圧倒的に安い金額になっている反面、使えなくなるサービスが多々あります。
しかし、金額的メリットはかなり出そうなので、ご自身の契約内容と照らし合わせてみて、サービス内容以上のメリットが出るのであれば変えるべきですね。
あと「220円で24時間データ使い放題」のトッピングも新しい試みで、他社格安プランとも差別化になります。
正直、使えなくなるサービスが多すぎで、本当にauのプランなのか分からなくなりますが、料金が安くなるのは嬉しいので甘んじて受け入れましょう。
契約するのであれば、家族割対象になる夏までの契約がオススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。