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 【安い?高い?】トヨタの「KINTO」のメリット・デメリット【若い方にはオススメのサブスクです】

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こんにちは!ブログ運営主のふぁみたろうです。

 

 

トヨタが始めた、車のサブスクリプションサービス、「KINTO」。

 

 

前回は、CMだけじゃ分からない「KINTO」の内容について解説させていただきました。

「KINTO」の解説記事はこちらから

  

でも、「実際サービスの内容は分かっても、“メリット“と”デメリット”が分からないと、自分にとって“得“か”損”か判断できない」 ですよね。

 

そういった不満にお答えするために、

今回は「KINTO」の“メリット・デメリット”について解説していきます。

 

 

本記事のまとめ

 

【メリット】

・頭金0円の月々定額で車に乗ることができる

・月々の料金に任意保険料が込み

トヨタディーラーでメンテナンスや車検をしてもらえる

・契約までの流れがとても簡単

 

【デメリット】

・契約途中で車を返却できるが、解約金がかかる。

・契約満了後に車を買い取れない

・契約年数ごとに走行距離の制限がある

・選べる車種がトヨタ車しかない

 

【「KINTO」はこんな人におススメ】

・任意保険料が高い若い方

・いつまで車に乗れるか分からないシニア世代

 

 

 

 

 

 

 「KINTO」のサービスはわかったけど、メリットやデメリットは?

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「KINTO」のメリット

 

頭金0円の月々定額で車に乗ることができる

 

「KINTO」は頭金0円で、新車に乗ることができます。

 

通常、新車を購入するときは、現金一括で買うか、頭金をある程度支払ってから残金をローンで支払う形になりますので、初期費用が大きくかかってきます。

 

でも「KINTO」は、頭金を用意する必要がなく、月々定額で新車に乗れるため、新車に乗るためのハードルがグッと下がるのがメリットです。

 

また、毎月定額のため出費の上下がないので、支出の予定が立てやすいのも良い点です。

 

 

月々の料金に任意保険料が込み

 

「KINTO」は、月々の料金に任意保険料が含まれています。

これはメリットになる人もデメリットになる人もいます。

 

任意保険料は20代の若い方ほど高く、段々と安くなってきます。

そのため、含まれている任意保険料が現状より高くなってしまうようであれば、デメリットになってしまいます。

 

なので任意保険料が高い20代の方は、メリットになりやすいのでおススメです。

あとは、事故で等級が下がってしまい、任意保険料が上がってしまった方にもメリットになりますね。

 

 

トヨタディーラーでメンテナンスや車検をしてもらえる

 

月々の定額料金の中に、メンテナンス費用や車検が含まれていますので、必然的に「KINTO」を運営しているトヨタディーラーで、点検してもらえます。

 

車検は5年・7年プランになりますので、3年プランには含まれていません。

 

メンテナンスや車検はディーラーで行うと高いので、近くの安価な工場にお願いすることもよくあると思います。

そこをトヨタの正規ディーラーでお願いできるのは安心感がありますよね。

 

 

契約までの流れがとても簡単

 

「KINTO」は契約をWEBで行えるのでとても簡単で楽です。

 

新車を買うとなると、「店舗に車を見に行く⇒車を選ぶ⇒グレードやオプションを決める⇒支払方法を決める⇒契約する」という流れになりますが、ここまでWEB一本で済ませられます

 

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また、オプションに関しては、通常新車を買うときほど細かくなく、パッケージオプションとしていくつかあるプランから選べるので迷うこともありません。

 

店舗に行く時間がなかったり、細かいオプションを決めるのに時間がかかったりするのに比べると、「KINTO」はめちゃめちゃ楽です。

 

契約までの詳細はこちらからご覧ください。

 

 

「KINTO」のデメリット

 

契約途中で車を返却できるが、解約金がかかる。

 

これはどのカーリースサービスも同じなので、デメリットというより注意点になりますが、契約途中で解約をしたい場合は、中途解約金がかかります

 

 

例えば、一番人気の「ヤリスクロス」で途中解約金を見てみます。

 

 

 

【中途解約金が、一番”高い”場合】

 

ヤリスクロス(3年プラン) 月額44,550円(税込)

途中解約期間:契約から1ヶ月

中途解約金:月額利用料の10ヶ月分

44,550円×10ヶ月分=445,500円(税込)

 

 

【中途解約金が、一番”安い”場合】

 

ヤリスクロス(3年プラン) 月額44,550円(税込)

途中解約期間:契約から30ヶ月

中途解約金:月額利用料の1ヶ月分

44,550円×1ヶ月分=44,550円(税込)

 

 

 

プラン内容や中途解約タイミングによりかなり幅がありますが、お金がかかることにはかわりないので注意しましょう。

 

ただ、「海外転勤」だったり「免許返納(3年プランのみ)」の場合は、中途解約金が0円になります。

※他、運転困難な状況に陥った場合も含む。

 

 

契約満了後に車を買い取れない

 

他のカーリースサービスだと、契約満了後の選択肢として、「残価を支払って車を買い取る」ことができますが、「KINTO」は、返却or再契約の選択肢しかありません。

 

何年も乗ってきて愛着が湧いてくるかと思いますが、手放す方法しかないのは悲しいですね。

 

また、再契約となると月々の支払いが続いていく形になりますので、最初から新車を購入した方が安くつく場合もあるので、計画的に進めることをおススメします。

 

 

契約年数ごとに走行距離の制限がある

 

どのカーリースサービスでも設定されておりますが、走行距離に制限があります。

 

「KINTO ONE」走行距離制限
  • 3年プラン 54,000km
  • 5年プラン 90,000km
  • 7年プラン 126,000km

 

 

月計算すると、1,500kmになります。

月に1,500kmはかなり走る方の設定だと思いますのでそんなに気にしなくていいとは思いますが、走行距離が多い方にとってはデメリットになります。

 

走行距離の制限を超えると、当初設定されていた残価が安くなってしまいます。

 

そうすると、契約満了時に追加精算が必要になってしまうかもしれないので注意しましょう。

 

 

選べる車種がトヨタ車しかない

 

トヨタが提供しているので当たり前ですが、選べる車種がトヨタ車しかありません。

 

他のカーリースサービスでは、300車種以上から選べたりするところもありますが、「KINTO」はレクサスを含めた中からのラインナップで、全33種になります。

 

選択肢が多いことに越したことはないので、トヨタ車しか選べないのは明らかなデメリットですね。

 

トヨタ車の新車にどんどん乗りたい方は気にしなくて大丈夫です。

 

 

 「KINTO」はこんな人におすすめのサービスです

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20代の若い方

 

「KINTO」は任意保険の若い方におススメです。

 

統計的に、事故を起こしている年代で一番多いのが20代の若い方になります。

 

そのため、リスクを鑑みて任意保険料が高く設定されていますので、任意保険料が込みで定額に設定されている点がメリットになります。

 

また、頭金が0円なので、最初にまとまったお金を必要としないことも、若い方にとってはメリットになりますね。

 

 

 

シニア世代の方

 

あと何年、車に乗れるか分からないシニア世代におススメです。

 

新たに新車を買うにも、すぐに乗らなくなってしまうかもしれない状態では、リスクがありますよね。

 

「KINTO」であれば新車に乗って、乗らなくなったら返却することが出来きますので、新車を購入するよりも安く済みます。

 

また、3年プランであれば、免許返納による中途解約金が「0円」になりますので、上手く利用できれば大きなメリットになります。

 

新車なので先進の安全装備が付いているのもシニア世代にはありがたいですね。

 

 

 

まとめ:

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  • トヨタディーラーで点検や車検をしてもらえる。
  • 契約までの流れがWEBで完結できるため簡単。
  • 走行距離制限がある。
  • 契約満了後は乗り換えるしかない。
  • 保険料が高い若者といつまで乗れるかわからないシニア世代におすすめです。

 

 


 「KINTO」のメリット・デメリットを紹介させていただきました。

 

 

正直、個人的には、メリットよりデメリットの内容が目についてしまう印象でした。


ただ、頭金が用意できなかったり任意保険料が高い若い世代には、車を所有するという取っ掛かりとしては良いサービスだと思います。

 


また、3年プランだと免許返納時の中途解約金がかかりません。

これは、免許返納をしない高齢者の方にとっては、免許返納を促す意味でも良い区切りになるかもしれませんね。

 


他の世代層にはちょっとハマりづらいサービスだとは思いますが、「KINTO」はトヨタの新たな試みとして力を入れています。

なので、一度自分だったら、”得するのか””損するのか”試算いただければと思います。

 

気になった方は「KINTO」のホームページを見てみてください。

 

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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